遠野なぎこが元夫と結んだ任意後見制度ってなに? [ニュース(タレント)]
遠野なぎこが元夫と結んだ任意後見制度ってなに?
今年の6月にバー経営の一般男性と、わずか55日のスピード離婚した
女優の遠野なぎこさん34歳が、離婚した元夫の方と任意後見制度を利用した契約を
年何に結ぶことが明らかになりました。
で、任意後見制度ってなんでしょう?
恥ずかしながら私も知らなかったので調べてみました。
任意後見制度とは??
成年後見制度(せいねんこうけんせいど)あるいは成年後見とは、広義にはその意思能力にある継続的な衰えが認められる場合に、その衰えを補い、その者を法律的に支援するための制度をいう[1]。これには民法に基づく法定後見と任意後見契約に関する法律に基づく任意後見とがある(広義の成年後見制度には任意後見を含む[1])。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E8%A6%8B%E5%88%B6%E5%BA%A6より一部引用
噛み砕いて説明すると、
判断能力が不十分になった際に、代理人を立てることで、代理人に財産管理や契約処理をやってもらう制度です。
例えば、重度の認知症などを患うと、十分な判断能力が失われますよね。
そうすると、財産の管理だとか、いろいろな契約締結処理等において正常な判断ができなくなってしまいます。
それを、この成年後見制度(任意後見制度、法廷後見制度)によって、後見人の契約を結んでおくことで、
認知症などにより判断できなくなった自分に代わり
後見人の方にやってもらえる。
という制度のようです。
成年後見制度(任意後見制度、法廷後見制度)のうち、
一般的に、自分が元気なうちに信頼できる後見人を見つけて契約を結ぶのが
任意後見制度であり、
すでに自分で後見人を選ぶことも正常な判断ができない状態になっている場合は、
裁判所の手続きにより後見人を選任してもらう法廷後見制度を利用するようです。
今回報道された遠野なぎこさんのケースは、任意後見制度にあたりますね。
配偶者がいる方は、特に後見制度を利用する必要はないのかなーって思いますが、
遠野なぎこさんのように離婚された方は後見制度を利用したほうが安心して暮らせるかもしれませんね。
(スピード離婚した元夫が信頼できるかどうかは別として)
人間、歳をとるにつれて、判断能力が衰えてきますからね。
自分がいつ認知症になるかもわかりませんし。
将来に備える「老い支度」として、「老後の安心設計」として、
遠野なぎこさんのように任意後見契約を結んでみることを考えてみてもいいかもしれませんね。
タグ:遠野なぎこ 任意後見制度
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